PCスピーカー「Creative T60」レビュー

私のPCは自作で内蔵スピーカーはありません。今までワイヤレスヘッドセットで仕事に遊びに使っていましたが、長時間ヘッドセットで聴き続けるのって耳に悪いのじゃないか・・・などと不安になったので、今更ながらスピーカーを導入しました。

私は音に拘る派ではないので、音質は「聞こえればいい」程度で十分。一方でPC環境をオシャレにしたいので、見た目はしっくり収まるものがいい。そんなこんなで今回購入したのはCreativeというメーカーの「T60」です。

 

 

 

 

Creative T60

 

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Creativeは、PC用音源ボードのメーカーで有名ですね。20年以上前の自作PCマザーボードに音源チップが実装されていなかったので、このメーカーの音源ボードを良く買ったなぁ。最近はスピーカーやヘッドフォンでも有名みたいですね。

メーカーのホームページを見ると、T60は最大出力60W(30W×2)もあるんですね。我が家にあるミニコンポは実用最大出力50W(25W×2)でして、それより大きいのでびっくりです。低音の再現力に優れてるってことなのかな?良くわからないですが。。

入力は、アナログ、USB、Bluetoothに対応しています。この豊富な入力が結構便利だと感じています。

今回、パソコン工房さんで8,700円程度で購入しました。 

 

外装

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シンプルですが、T60の質感が感じられるセンスの良い外装だと思います。

結構大きな箱(350mm×300mm×200mm)だったので、スピーカーもデカいのか!?デスクを占有してしまうのでは!?と心配しましたが、スピーカー自体は200mm×130mm×90mm(×左右)とコンパクトでした。スピーカーを守るクッション材のおかげで外装が大きくなったのですね。

世界共通のパッケージのようで、英語、仏語、独語、スペイン語、日本語、中国語(2種類)で同じ説明が記載されています。

 

本体・付属品

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 付属品として下記が同包されていました。

 ・ACアダプター (コンセント形状は選択して装着するタイプ)

 ・USB Type-Cケーブル 1.2m

 ・USB Type-C⇔TypeA変換コネクタ

 ・3.5mmステレオジャックケーブル 1.2m

 ・4極ヘッドセット延長ケーブル 0.3m

 

ACアダプターのコンセント形状は、マニュアルには6種類が記載されいていますが、そのうち2種類が付属しています。日本・アメリカ・カナダ・台湾向け形状と、シンガポール・マレーシア向け形状のようです。

 

本体外観

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ホームページやアマゾンの写真では茶色がかった黒(ピアノブラックというのかな?)に見えますが、実物の見た目ではブラック一色と感じました。

ドライバー(音の出る円形の振動板)のシャンパンゴールドは、デスクの木の質感ともマッチしていい感じ。PC環境をオシャレに引き立ててくれると思います。合格。

 

本体入出力

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 上から順に下記の入出力端子となっています。

 

①ヘッドホン/ヘッドセット(マイク付ヘッドセットの場合、音声通話も可能)

②マイク(単体マイクの接続用)

③USB-C オーディオ(PCのUSBポートに接続。USBデジタルオーディオ再生が可能) 

④AUX(3.5mmステレオライン入力)

⑤左スピーカーへの音声出力

⑥AC電源入力

 

 

③のUSB-C接続にした場合、Creativeホームページからダウンロード出来るCreative appを使用して、様々な本体設定が出来ます(イコライザー等)。

 

フロントパネル

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左から順に下記のボタン割り当てです。

①電源ボタン : 電源のON/OFF用。OFF時はボタン上のLEDが赤く点灯する。

 なお、ON状態でこのボタンを押す毎に、USB接続(LED紫)、Bluetooth接続(LED青)、AUX接続(LED水色)への切り替えができます。

②サラウンドボタン : サラウンドのON(LED白)/OFF(LED滅)

 スピーカー本体に有線ヘッドセットを接続している場合は、このボタンの2秒押しでスピーカーモード⇔ヘッドセットモードの切り替えが出来るとのこと。

③Clear Dialogボタン : 人の声を際立たせる機能。ON(LED白)/OFF(LED滅)。

 

サラウンドは音に臨場感が加わるので、私的にお気に入りです。

Clear Dialogも、映画で聞き取りにくい人の声が明瞭になるのでお気にかな。

 

電源ボタンでの接続切り替えは重宝しています。PCとはUSB接続で使用して、スマホから音楽をかけるときはBluetoothに切り替えて使っています。PCや他のモバイル端末とスピーカーを手軽に共用できるのがいいですね。

ACアダプター

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本当はUSB電源供給のみで使えれば嬉しかったのだけど、最大出力60Wでは無理ですね。それにしてもこのACアダプター、最初はソケット形状が謎で焦ったのですが、交換ソケットがポロっと出てきて一安心。冒頭でも書きましたが、マニュアルには6タイプのソケットが記載されていて、その内の2タイプが入っていました。写真左下のものが日本用。ACアダプタのソケット取付部に差し込んで、取り付け部下の半円レバーを押し下げれば「カチッ」と固定されました。ACアダプタ側の導通部がバネのようになっているのだけど、長年使っているとバネがへたって接触不良にならないか、少し心配かな。(基本、着脱を繰り返すものではないので無用の心配かもしれません)

 

仮接続

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左右のスピーカーとACアダプターを繋げてみました。PCとbluetooth接続する場合は、使うケーブルは上写真のものだけ。私はUSB接続にしたので、これに加えてケーブルを繋げています。配線は少ない方がいいですね。

 

設置完了

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写真のモニターは27インチ。コンパクトなスピーカーだと思います。すっきりかつ落ち着いた雰囲気で、満足しています。

 

音を語る知識や感性は無いのですが、小さいボディながら低音や高音がしっかり表現出来ています。PCスピーカーはシャカシャカした音しか出ない思っていましたが、ミニコンポと同じくらい立派な音じゃないかな・・・(ミニコンポが立派なのかはわかりませんが)